やさしい想いに出会う記者たちの物語

3月20日

『スピリット』という映画を見て、感じた自分への問いかけ


『何のために働くの？』

色々と足りない頭で考えては見たものの・・・(-o-;)

とても大事なことだからでしょうか？

それとも、僕の考えが浅いから？

結局
『これだ！』

という答えが見つからないまま

『ま、焦って見つかることでもないから・・』と、考えるのをやめその日は床につきました

そんな悩んでいたことも忘れていた今日、仕事から帰っていつものように愛用のノートパソコンで何気なくフォルダの整理をしていると

昔作ったフォルダが出てきたんです

その中に、

『自分との約束』というなんだか大げさなタイトルのデータ

何じゃこりゃ？


保存した日の日付を入れるのが癖になっている僕が残した日付は

『2005.03.16』

思い起こすと約1年前
大学卒業式の2日前の日

何て書いたかなぁ・・
開いてみると

真ん中詰めの3行のシンプルな言葉で

『自分の力で稼ぎ、家族を支え続けたい。人の力になりたい』

とありました


飾り気のない、たった3行のメッセージ

なんだかスッと胸に入ってきたんです

大学卒業を目の前に控え、不安と希望に胸膨らませて踏み出した一歩

踏み出して知った社会の厳しさと自分の甘さ
そして
自分の掲げる理想と今の僕との『距離』

仕事に追われる毎日の中で、
『忙しさ』
を理由にこんな簡単な自分の想いを忘れてたんだなと感じました

何冊か偉大な方の本を読んできたけれど

こんなに
『そうだよな』
って納得させられた感覚は初めての気がします

それはやっぱり誰よりも僕を知る、僕の言葉だから当たり前かもしれないけれど、何だか少し前の僕に

『しっかりしろよ』

と笑顔で背中をポーンと押された気がします
あなたも自分の言葉で励まされたり、前に進めたなんて経験はありませんか？

もしかしたら、今の正直な自分の想いを何かに残すことは、いつの日か他の誰でもない、あなたの力になってくれるかもしれません

自分の気持ちを残すことも意外といいもんだなと思う夜です

おやすみなさい(-.-)zzZ